中国【上海】
中華人民共和国の直轄市である上海市は、中国最大の国際都市として知られ、商業・金融・工業などの中心のひとつです。
中国および上海の基本的な情報をチェックしましょう!!
(1)日本からのアクセス
成田から上海までのフライトは約3時間程度。
福岡からだとわずか1時間半ほどのフライトとなり、距離的には国内感覚で移動できます。
上海浦東国際空港から市中心部まで約30km程度。
また、上海虹橋国際空港は市内中心部まで約20〜30分なので、こちらの方が近くて便利。
空港から市街地へ移動する主な方法は、タクシー、地下鉄、リニアモーターカー、エアポートバスなどがり、タクシーを利用する場合、空港から市内までは150〜200元程度で移動することができます。
所要時間は交通事情にもよるが、約50〜60分。英語を話せる運転手は多くないため、中国語ができない場合は、ホテル名や住所などの行き先を漢字で書いたメモを渡すとスムーズに移動できます。
地下鉄はプリペイド式の交通カードを使用。
交通カードは地下鉄だけでなく、リニアモーターカー、タクシーなどにも利用でき、駅だけでなく市内のコンビニのレジでもチャージできるので、持っておくと利便性がアップします。
(2)仕事・給与
上海の現地中国人の平均年収は約4万7000元程度(2015年3月)です
日本人の現地採用平均年収は約18万元程度(2015年3月)になります。
もちろん職種によって収入は違ってくるので、確認が必要です。
(3)気候
上海の緯度は鹿児島市とほぼ同じで、亜熱帯に属するものの、四季がはっきりしていて東京と気候が似ています。
3月から5月が一年で最も美しくすごしやすい季節でしょう。
日本との時差は1時間で、日本のほうが1時間早いですが、時差を感じずに生活でます。
(4)言語
主な言語は上海語です。上海語は上海、蘇州など江蘇・浙江で通じる呉語を代表する方言です。しかし、上海の地名や駅名なども上海語独自の読み方があるものの、公共の場で使われることはほとんどありません。
北京語ができれば生活できますが、たとえ片言でも上海語を話せたりすると、現地の人との距離がぐんと縮まるるので機会があれば勉強すると良いでしょう。
(5)通貨・両替
中国で使われている通貨は「人民幣(RMB)」です。両替は銀行、空港内の銀行、ホテルなどで行うことができます。
銀行や街角、デパート内などにATMが多数あり、日本語対応している機種もあるため非常に便利です。
また、パスポートさえあれば簡単に銀行口座の開設ができます。(所要時間は10分程度)
(6)豆情報
実は上海は、人口に対するコンビニの数が日本とほぼ変わらない(日本:3000人に1店舗、上海:3600人に1店舗)なのです。日系コンビニも数多く出店しており、ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン非常に便利です。